白癬(水虫・タムシ)
● 白癬(はくせん)とは
白癬(はくせん)は、皮膚糸状菌というカビの一種が皮膚・爪・髪に感染して起こる病気です。一般的に「水虫」「タムシ」と呼ばれるものも白癬に含まれます。
● 症状
• 足白癬(水虫)
足の指の間がジュクジュクしたり、皮がむけてかゆみを伴います。かかとや足裏に角質が厚くなるタイプもあります。
• 爪白癬
爪が白色や黄色に濁り、厚くなったり脆くなります。
• 体部白癬(タムシ)
体や腕、足などに赤い円形の発疹ができ、中心が治って周囲に広がるため「輪っか状」に見えます。かゆみを伴います。
犬や猫などが 白癬菌に感染している場合、毛やフケを介して人にうつることがあります
• 頭部白癬
頭に円形の脱毛斑やフケのような症状が出ます。子どもに多いです。
足の指の間がジュクジュクしたり、皮がむけてかゆみを伴います。かかとや足裏に角質が厚くなるタイプもあります。
• 爪白癬
爪が白色や黄色に濁り、厚くなったり脆くなります。
• 体部白癬(タムシ)
体や腕、足などに赤い円形の発疹ができ、中心が治って周囲に広がるため「輪っか状」に見えます。かゆみを伴います。
犬や猫などが 白癬菌に感染している場合、毛やフケを介して人にうつることがあります
• 頭部白癬
頭に円形の脱毛斑やフケのような症状が出ます。子どもに多いです。
● 診断
• 皮膚や爪の一部を採取し、顕微鏡で白癬菌を確認して診断します。
• 水虫と似た症状を示す湿疹や乾癬などと区別することが大切です。
• 水虫と似た症状を示す湿疹や乾癬などと区別することが大切です。
● 治療
• 外用薬(抗真菌薬の塗り薬)
軽症の足白癬や体部白癬には塗り薬で治療します。毎日塗り続け、症状が改善しても数週間は継続することが必要です。
• 内服薬(抗真菌薬の飲み薬)
爪白癬や広範囲の白癬では内服治療を行います。数か月以上かかることもあります。
軽症の足白癬や体部白癬には塗り薬で治療します。毎日塗り続け、症状が改善しても数週間は継続することが必要です。
• 内服薬(抗真菌薬の飲み薬)
爪白癬や広範囲の白癬では内服治療を行います。数か月以上かかることもあります。
● 生活上の注意
• 毎日清潔にし、患部をよく乾燥させることが大切です。
• 家族内で感染することがあるため、スリッパやバスマット、タオルの共用は避けます。
• 爪白癬は自然に治ることはほとんどなく、放置すると家族への感染源になるため、治療を受けることが望ましいです。
• 家族内で感染することがあるため、スリッパやバスマット、タオルの共用は避けます。
• 爪白癬は自然に治ることはほとんどなく、放置すると家族への感染源になるため、治療を受けることが望ましいです。